お金ください掲示板でお金の無心していた彼女はエロかわいい女だった。
「お金に困ってるわけじゃないけど、いくらあっても困らないものでしょ」
と、もっともな理屈で僕から結構なお金をむしっていった。
しかし、それだけの価値はあったと思う。スタイルは抜群だったし、ずっと笑顔でエクボがかわいかった。抱き心地は最高で感度も抜群。キスなんて自分からねだってくるような可愛げもあった。お金ください掲示板で、いろんな男に抱かれていることがもったいない女性だった。
だから僕は本気で「カノジョにならないか」と口説いたこともある。しかし
「〇〇さんのことは好きだけど、誰かに縛られるのは好きじゃないんだよね」
と、笑顔で断られたものだ。
とりあえず、お金さえ用意しておけば、彼女はいつでも会ってくれた。まとまったお金ができた時は1泊で温泉旅行に出かけたこともある。露天風呂で上気した体でまぐわっている時など、これが恋人と言わずに何と言おうか?と思ったくらい、僕は彼女にぞっこんだった。
お金ください掲示板を利用したキャバ嬢の私がカンパで収入を得た経緯
だが、所詮はお金ください掲示板での出会いである。相当な額を彼女に貢いだので、僕は既にキャッシング地獄に追い込まれていた。
お金はないけど会ってくれないものか?などと思った。しかし、僕には彼女に声をかける度胸はなかった。「お金がないと会えません」と、文字通りに金の切れ目が縁の切れ目になることが怖かったのだ。
「お金がないので会えません。でも、きっとまたお金を作ってくるのでその時にまた会ってください」とメールするのがやっとだった。別に他のお金のある男とつながっていてもいい。だが、何とか彼女をつなぎ留めたかった。
すると、彼女から返信があった。
「お金はいくらあっても困らないけど、全くなかったらそりゃ困るよね~。頑張ってね、また会いましょう byハワイでバカンス中♪~」
ちょっとマグロ漁船に乗ってきます。
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